両親に協力してもらい、借金を任意整理した記録

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任意整理

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多重債務者が生活を再生させる手続きはいくつかあります。
有名なのは自己破産だと思いますが、それ以外にも幾つかの手続きがあります。
私は両親が借金を立て替えてくれなかったら、
自己破産しかないと思っていましたから、
インターネットでそういうサイトで債務整理の方法を調べていました。
だから、もし親が立て替えてくれさえすれば、
任意整理の手続きをして、過払い金を回収し、
今後のインターネットショップの資金に充てようと考えていました。
もちろん、金額が大きい場合は、親にも返済するか、
親に預けておいて、大きな仕入れなどが必要で、
資金が要る時にでも出してもらうようにしようかと思いました。
いい年して親にお金の管理を任せるのもどうかなとは思いましたが、
もうプライドも捨てて両親の泣きついた身分ですから、
そんな事はきにしない事にしました。
まして、身に染みた借金をする事に慣れた身体ですから、
そうする事でこれからの生活も改善できると思ったからです。

任意整理について、簡単に解説したいと思います。
詳しく任意整理について解説しているサイトがたくさんありますので、
もっと詳しく知りたい人は、そういうサイトを見てください。
クレジットカード会社、特にサラ金のほとんどは、
法律で定められた金利以上の高い利息で、
融資を行っているところがほとんどでした。
この法律には罰則がありませんから、
罰則が発生する、また違う法律で定められた、
29.2パーセント付近の金利で貸し出しをしているサラ金がほとんどです。
現在は、大手のサラ金で違法金利で貸し出ししている所はほとんどありませんが、
当時はサラ金でなくても、普通のクレジットカードでのキャッシングでも、
違法金利が横行していました。
罰則があるのは29.2パーセントからですから、
違法ではないと言うのが、金貸し業者の言い分でしたが、
現在はこの違法金利ぶんを、減額、もしくは過払い金として回収する事ができるのです。
だいたい、29パーセント付近で100万円借りると、
付きの支払い額は約4万円くらいで、
そのうち元金は1万円くらいですから、
いつまで経っても、払っても払っても、借金が減って行かないようになっているのです。
それを、法定金利に計算し直して、それに基づいて今までの支払い額から、
違法金利分を元金に充てて、元金を超えるようであれば、債務者に返還する。
それが任意整理の手続きです。

私は5年間、借金を返し続けてきました。
借りては返しの、よく言われる自転車操業に陥ったのです。
毎月、10万円以上の返済を行い、
それで減る元金は3万円がいいトコで、
翌月にはその3万円も借りて、永遠に借金は減る事はありません。
毎月、限度額いっぱいまで借りた借金の利息を支払うだけの、
不毛なスパイラルに陥っていたのです。
新しい借金はさして過払いは発生していないかもしれないですが、
もうすでに完済していますから、
ほぼ全ての債権者に対して、過払い金は発生しているはずです。
それを任意整理の手続きをして回収しようという訳です。

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