両親に協力してもらい、借金を任意整理した記録

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司法書士に会う

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任意整理の手続きをするに当たり、
それを請け負ってくれるのは、弁護士と司法書士です。
自分で手続きする事もできるようですが、
うまく債権者と交渉するのは難しいので、
結局は専門家に頼んだほうが、良い結果は得られるようです。
私は父の知り合いに司法書士が居ますので、
その方に父から連絡を取ってもらい、
任意整理の手続きをお願いする事になりました。

ただやはり、始めは知り合いの司法書士と言う事で、少し躊躇はありました。
司法書士や弁護士には、借金の事やその経緯を、
洗いざらい話さないといけません。
いくら守秘義務があるとは家、父親の知り合いなのです。
私はただの馬鹿息子なんで良いのですが、
父はどんな気持ちで知り合いである司法書士に、
身内の恥をさらすようで嫌だったのではないかと思うと、
心が痛むばかりでした。
本当に両親には迷惑ばかりかけてしまっています。
今でも感謝と申し訳ない気持ちでいっぱいです。

借金を完済させた数日後、私は父の知り合い司法書士の事務所を訪れました。
最初は緊張しましたが、気さくな司法書士の方で、
父の知り合いという事もあってか、特に良くしてもらったような気がします。
事前にインターネットで調べた時は、
債務整理の時はいろいろと詳細な事まで聞かれると言う事でしたが、
それは自己破産や個人再生の手続きでの話しであって、
任意整理の場合は、手続き後に残った借金を、
支払っていく能力があるかくらいを聞くくらいらしいので、
踏み込んでプライベートな話しまで聞かれる事はありませんでした。
まして、私の場合はいったん完済していますから、
手続き後の支払いを考える必要もありませんので、
話しはスムーズに進みました。

通常、専門家に債務整理の手続きを行うと、
弁護士や司法書士から債権者に受任通知が送られます。
債務整理の手続きに関して、弁護士か司法書士が、
債務者と代行して交渉しますよと言う通知で、
この通知がされた辞典で、クレジットカード会社やサラ金は、
法律的に借金の督促ができなくなりますので、
支払い中の方は、この辞典で督促に怯える事もなくなります。
そして、この受任通知される事で、
債務者はブラックリストに登録され、
しばらくはクレジットカードで買い物したり、
サラ金から借金する事はできなくなります。

私も司法書士に受任通知を送ってもらい、
正式に交渉してもらう事になりました。
何にも難しい手続きはなかったです。
一時間もかからず、司法書士との話しは終わり、
帰る時には、お父さんは立派な人なので、
頑張ってこれから恩返ししないといけないよと言われました。

全くその通りだなと思い、これからはじまる任意整理の事を、
今一度調べてみたりしました。
そして私は所謂ブラックリスト、事故者情報として信用情報機関に登録され、
借金をする事のできない身分となりました。

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